大銀杏
こんにちは、市川です。
だいぶ暖かくなってきましたね。
先日春の鎌倉散策に行ってきました。
薄手の服装でもちょっと歩くと汗ばむくらいの陽気に、やっと春の訪れを感じました。
鶴岡八幡宮をお参りして、大銀杏も見てきました。
皆さんもご存知かと思いますが、鶴岡八幡宮の大銀杏は樹齢千年を越えると言われていましたが、
昨年春の強風で倒れてしまったのです。
その後、倒れてしまった本体はすぐ西側に移植し、残った元の根を保全しています。
まだ、親木の根の再生が確認できるまでには数年かかるそうですが、元の根から若い木が何本も生え、移植した幹からも萌芽し葉をつけるまでになりました。
すごいですよね。なんだかとても感動してしまいまいた。
で、思ったこと。
この大銀杏の倒木は2010年3月10日。
あの、東北地方太平洋沖地震の日の前日でちょうど一年が経過したということになります。
根元から折れて倒れてしまっても、元の根と本体との両方から芽吹いた銀杏の木。
被災地と重ね合わせて思いを馳せてしまいます。
きっと、時間はかかるかもしれないけど、この大銀杏のように芽吹いてくれるものと信じています。
おまけ。桜は六分咲きかな。